自分の為に…。

人に合わせてばかりいると

またハープが弾けなくなってしまう。

自分が何が楽しいのか

分からなくなってしまいます。

演奏をする事が義務になってくる。

 

人が喜んでくれると嬉しい。

 

でも本当は自分の弾きたい曲だけ

弾いていたい。

 

リクエスト、嬉しいけど

本当は自分の弾きたい曲を弾きたい…。

 

私は自然に向かって弾くのが向いていると思う。

 

誰かの為でなくて

自分が楽しむ為に奏でる…。

 

その演奏を

ささやかに

風の向こう側で聴いてよ…。

 

あなたの為に弾いたのではないけれど

さりげない演奏を聴いて欲しい…。

 

私は自然に向かってしか

弾けなくなるのかもしれない。

 

 

 

それでもいいと思ってる。

 

 

 

私は風に向かって奏でます…。

 

私は森の木々に向かって奏でます…。

 

私は森に咲く野の花に向けて奏でます…。

 

私は星に向けて奏でます…。

 

私は月に向かって奏でます…。

 

 

自然の中に

自分の音が溶け込んで

 

誰も誉めてはくれないけれど

きっと私は幸せな気持ちで弦を爪弾く…。

 

…そんな演奏が私らしいと思う。

 

 

 

自然と共に奏でるハーモニー。