既にある曲を弾く事が

自分のやりたい事ではなくて

何もない所から

生み出していきたいのだと思う。

自分の中の潜在意識の中にある

まだ表に出ていない領域を掘り起こして

無意識の状態から

音を引っ張り出していく事が

多分私のやりたい事なのだと思います。

既成の曲を練習して

レバー操作とか技術的な事を練習してみて

技術を高めていく事が

私のやりたい事ではない事に気づいた。

ハープを始めた時から

私が向き合ってきたのは

常に内面だった。

１本の弦を弾くだけで

心の内側があからさまに出てしまう

繊細な楽器。

私がやりたいのは

自分の内側と繋がって

音を紡ぐ事だ。