東北ボランティア 3

今回参加したボランティア団体の方の計らいで
住民の方との交流会として
お茶会の時間が設けられました。
場所は仮設住宅のすぐそばの
屋根付きのベンチコーナーでした。

私は仮設住宅にお住まいの方の前で
サウルハープを弾きました。
被災された方に
何を話したらいいのか分かりませんでした。
何気ない一言で
もしかしたら傷つけてしまうのではないかと
恐れていました。
それでひたすらハープを奏でていたのです。
そしたら『何か涙が出そうになる・・・。』
と言われて
私の名札を見て
『みさちゃん寒くない?』
と言ってホカロンを取りに帰って下さいました。
また『トイレ大丈夫?
家のを使っていいからね。』
と声をかけて下さり
大変な被害に遭われているのに
人の事を気遣う優しさに心を打たれました。

今回初めてボランティアに参加をして
私は演奏活動だけで行くのではなく
瓦礫の撤去などその時に必要とされている
別の仕事もやってみたいと思いました。
住民の方ともっと触れ合いたいと思いました。

東北ではまだまだボランティアを必要としています。
テレビなどの映像と
実際に現場を見るのとでは
感じ方が全然違ってきます。
旅行へ行くだけでも復興の為になります。
宿に泊まるのも良し、
お土産を買うのも良し、
それぞれがやれる事を
これからもやれたらいいなぁと思いました。

最後に私が見てきた現場の写真を記載します。
まだ被害に遭った車がそのままになっていたり
直されていない場所も沢山ありました。
壊れた車のすぐ横にお花畑がありました。
復興に向けて頑張っていこうと
願う人々の想いを感じました。

私も無理なくやれる事を
これからもやっていこうと思っています。

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