曲の純度

1曲にどれだけ魂を込めて
弾く事が出来るか・・・
その事はとても大切に思っている。

新しく手がけた曲でも
自分が弾き続けるレパートリーには入らなくて
1、2回の本番の演奏で
終わってしまう曲もある。

人の曲でも
自分らしく弾けるかどうかにかかっている。
その事は他の方が作った曲の心情を
自分が理解出来て弾けるかどうか
なのかもしれない。

理屈なんかではなくて
自分が演奏した時に
それは分かる。
頭で理解するのではなくて
心の深い部分で感じ取り
それを表現出来るかどうかの
感覚的なものである。

ずっと弾き続ける事の出来そうな
レパートリーが
少しずつ増えてきているのは
嬉しい。