グランブルー

朝たまたまやっていたフリーダイビングの番組を観た。

何年も前、イルカと泳いでみたいと思ったことがあった。
その時の思いつきで
フリーダイビングの講習を受けに行った。
講師はその頃の芸名で高樹沙耶さんだった。
参加者はダイビングをされている方達ばかりで
私のような素人は他には誰もいなかった。
顔を水につけた時も
一番早く顔をあげてしまった。
その頃貧血がひどかった私は
結局海に潜れなくて
講習を受けただけで終わってしまった。

イルカと泳ぐ事はまだ実現できていない。

今日の番組の内容はとても面白かった。

フリーダイビングで大切な事は
海と調和をすること。

水深100メートルのグランブルーと呼ばれている
深い蒼色の海までたどり着くと
海と自分の境目が分からなくなるそうだ。
それは言葉では説明できなくて
その至福感はたどり着いたものにしか分からないと言う。

自分が海なのか個なのか分からなくなるなんて
すごい体験だと思う。
大いなる一つ・・・
全てつながっていて
私たちは一つなのだという事を
実感出来るのかもな。。。。

浮上する途中で酸素が足りなくなり
何人もの方が
気を失ってしまう。
生と死のぎりぎりの状態になるから
見た事のない世界が見えるのかもしれない。

人間にはすごい力が備わっていると思うけど
その全てを使い切れている訳ではない。
人間が自分の限界にチャレンジした時、
今まで眠っていたすごい能力が働く。
それは人の力ではないのかもしれないけど・・・。

人間の持ってる能力ってすごいな。

無心で潜る・・・・
という事がフリーダイビングで必要なのだそうだ。
記録が伸び悩んだときに
その事に気づかれたのだそうだ。
記録を出そう、出そうと思っていた時は
いい記録が出なくて
無心でただ潜る事を楽しむことをしようと思ったら
良い記録につながったのだそうだ。

無心で奏でることに似ているなって思った。

讃美歌の楽譜集を2冊買ったので
今日は讃美歌を練習しました。