あの世とこの世

父はまだあの世には行っていない。

でもこの世にもいない。

あの世とこの世の狭間に

父はいる。

 

父は亡くなった事が理解出来ていないそうだ。

お盆が近くなったら

父の両親やお兄さん達が来て

話をしてくれるそうです。

 

52歳で脳梗塞を発症して

81歳で亡くなるまでの間

ずっと不自由な身体でした。

脳梗塞は再発を繰り返して

最後は寝たきりになってしまった父が

身体を抜け出て

今は自由な身体を手に入れました。

 

『あれっ?俺は治ったのか!?』

と思い、

29年ぶりに動く身軽な身体が嬉しくて

あちらこちらへ遊びに行っていると

霊能者さんから聞きました。

 

お父さん、長い間の闘病生活大変だったね。

本当にご苦労様でした🍀

しばらくは自由を謳歌して、

その時が来たなら

ご先祖様に導いてもらって

あの世へ連れて行ってもらって下さい。