休養日

今日はどっと疲れが出て
1日ゆっくりと過ごしました。

精魂込めて演奏しているので
演奏後はどっと疲れが出ます。

目には見えない『気』を
込めているのだと思います。

ヒーリングコンサートとして
演奏活動をしていく中、
切ない曲を入れていいのかどうかを
迷っていました。

アイリッシュの曲の中には
物悲しい曲、切ない感じがする曲が
かなりあります。

それらの曲を弾く時に
自分が今までの人生で感じてきた
自分の中にある切なさと
アイリッシュの曲のメロディーの中に潜む
物悲しさが一致するのを感じます。

オキャロランが18世紀の時代に作曲した曲が
どういう背景で作曲されたのかも知らない曲ですが
私が感じたことのある哀しみを
曲に乗せて弾くことが出来るのです。

人に安らぎを届けたいと思う時、
切なさや哀しみを知っていないと
届けられないと思うので
最近は安らぎを感じる曲の他に
物悲しい曲も入れるようにしています。

4月に入ってから
闘病中ずっと
回復を願い続けてきた友達が
天国へと旅立ちました。

昨日は口には出さなかったけど
(口に出したら泣いてしまうと思いました。)
弔いの気持ちを込めて
讃美歌やアメージンググレイス、ジュピターを
演奏していました。

表には出さない秘めた想いというのは
誰にでもあるものだと思っています。