北への想い
私の父方の亡き祖父は
北海道の大学へ通っていました。
亡き祖母は祖父の下宿の家政婦さんでした。
2人の間に赤ちゃんが出来て
学生結婚をしました。
祖母は五稜郭の出身だったと聞いています。
北海道の大地に足を踏み入れたとたんに
身体の底から込み上げてくる喜びは
私の血筋の中に道産子の血が
混ざっているからではないでしょうか?
北海道は10代の頃の憧れの地でした。
大学受験に失敗した時も
北海道へ行こうと思っていました。
でも母が2次募集のある大学を探してきました。
短大に行って欲しかったみたいです。
あのまま北海道へ行けていたら
18歳で足を踏み入れるはずでしたが
短大へ行き就職したので
初めて訪れたのは23歳の時でした。
青函連絡船、乗ってみたかったです。
最後の日に乗ったという
旅人に会いました。
北の大地は私にとって
特別な場所なのです。