アイルランド一人旅NO.14 ハープ奏者
5月24日(木)
25日が帰国日なので
24日の内にダブリンへ
移動しなくてはならなかった。
インフォメーションセンターでは
リムリック経由を勧められたが
私はもう一度
モハーの断崖を見学する事にした。
なぜならモハーにハープ奏者が現れると
聞いていたけど
前回会えなかったからだ。
アイリッシュのいい感じの曲を
彼は沢山奏でていた。
彼は沢山奏でていた。
MISA:【何の曲ですか?】
『アイルランドの曲だよ。』
MISA:【どうやって弾けるようになりましたか
学校へ行きましたか?】
『独学です。パブで覚えました。
僕はフィドルも弾くから
フィドルで最初に音を取ると
ハープでも弾きやすいんだ。』
彼の中には
アイリッシュの音楽が染み付いていて
自然に奏でている感じだった。
それって大事だなぁって思った。
パブでハープ奏者を見かけなかったけど
パブではハープを弾かないのか聞いてみた。
『パブは音が狂いやすくて
チューニングが難しいし、
ハープを弾くには
騒がしいから弾いているのは
ここだけだよ。』
と彼は言った。
これだけ弾けるのに
ストリートでしか弾く機会がないなんて
ちょっとビックリした。
アイルランドはミュージシャンが多いから
プロで活動するのは
難しいのかなぁ。。。
なんて思った。
私はもしアイルランドで
ハープを習うとしたら
こんな風に体に染み付いている人に
アイルランドの曲を
教えてもらいたいなぁ。。。
なんて感じた。
もう一人の女性のハープ奏者は
休憩が多くて
結局あまり聴けなかった。
遠くからかすかに聴こえたけど
弾き語りのようだったので
私はこちらの男性の
演奏の方が興味があった。